語順 2/3

ほとんどの人は学校などで使う意訳スタイルの日本語訳で英文を解釈しながら英会話をしたり英作文をすることに何の疑問も持ってないと思う。


※直訳  外国語をその原文の字句や語法に忠実に翻訳すること。
※意訳 原文の一語一語にこだわらず、全体の意味に重点をおいて訳すこと。


しかし、これが日本人を英語音痴にしている大きな問題点だ。どこが問題かというと、意訳というのは英語が本来持つ表現のしかたやフィーリング感を破壊してまで日本語に訳している場合が多いということだ。

I went to the concert last night.

わたしは昨夜コンサートに行きました。

例えば上記の短い文章にしても、日本語訳の例文では英文の

I went (わたしは行きました)

という英語的表現の大事な意思表示の部分を真っ二つに割ってしまって

わたしは 昨夜コンサートへ 行きました。

英語のニュアンスを完全に破壊してしまって正しい日本語の文法で訳をしている。

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これでは日本人が英語を話すためのきっかけを文法的に正しくないという理由だけで、最初から難しいものにしてしまっているようなものだ。

こういう訳での英文の解釈の仕方は英会話をマスターしたいと思っている人であれば、ほぼ誤りだと認識しておいたほうがいい。

下記の2つの文章を見くらべてほしい。

I went to the concert last night.
わたしは昨夜コンサートに行きました。


英文と日本文の語順と意味が、おたがいまったくシンクロしていないのがわかると思う。
ここに英会話を難しいものにしてしまっている落とし穴がある。

会話は始まった時点から相手が言ってることを音として頭から即座に理解していき、自分もそれに応えるスキルが必要だ。その意味でも英語を語順通りに理解してゆくスキルは非常に重要だ。

しかし、この意訳スタイルの日本語訳ではコンサートへ行ったのか、行かなかったのかは最後まで読まないとわからない日本語特有の言い回しになっている。

でも英文では『I went』『わたしは行った!』と文章の冒頭で断言している!

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